髭が生える・濃くなる仕組みと青髭の原因

髭が生える理由は、口を守ろうとしているからです。

毛は本来、体を守る目的で生えており、大事な頭には生まれたときから生えています。

しかし髭や陰毛、脇毛は最初からは生えておらず、中学生~高校生にかけた思春期の年齢で生えてきます。また人によって濃さ・太さに・多さにバラつきがあります。こうした毛を「性毛」と呼び、男女問わず男性ホルモンの影響を受けて成長します。特に髭は男性ホルモンが体内に多いと濃くなりやすい性質を持っています。

思春期は体内のホルモンバランスの転換期であるため、男性は男性らしい体(性毛が生えたり、声変わりなど)になり、女性は女性らしい体(胸が膨らんだり、生理がくる)へと変化します。

なぜ男性だけ髭が生えるの?

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女性でも髭は生えます。ただ男性より薄い産毛のため、見えづらく生えていないように感じるだけです。また髭が濃くなってしまう女性もいて、そういった方は剃っています。脇毛も同じで、男性だけが生えるというより、男性だから濃くなりやすいと理解しておきましょう。

人間の体には男女関係なく、どちらのホルモンも存在しています。その割合は男性であれば9割以上男性ホルモンを占めています。当然男性ホルモンの持っている影響を受けやすいのが男性です。

男性の中でも髭の生え方は人によって異なる

男性の中でも、髭が薄い方・濃い方に分かれてしまうのは、男性ホルモンの割合が一定ではないからです。そして髭は決まった部分にしか生えてきません。特に鼻や顎の下に生えることが多く、口周りや顎下、頬などは外的刺激を受けやすい部分のため、過敏な方は髭の量が多く・濃くなります。

特に性毛は男性ホルモンの影響を受けやすく、腕毛やすね毛は薄いのに髭だけが濃いという体質の方もいます。

髭がずっと伸び続けることはない

髭の長さには限界があり、ある一定の長さを過ぎると抜け落ちます。また毛には周期があり、毛が伸びる成長期、毛が抜け落ちる退行期、毛が生えない休止期の3つあります。

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この退行期の長さは部位によって限界の長さがあります。そのため髭が髪のように長くなることはありません。

髭の長さに限界がなかったら、今頃同じ性毛である陰毛や脇毛も、衣服からはみ出てしまいます。

成長期を越えても髭が濃くなることもある

髭が濃くなるのは成長期だけではありません。30代を超えてからも髭は濃くなります。30代を過ぎると男性ホルモンの分泌が少なくなり、肌が乾燥しやすくなります。さらに、ジヒドロテストロンという悪玉男性ホルモンの分泌が盛んになります。

ジヒドロテストロンは髭を濃くし、頭皮を薄くさせる男性ホルモンです。この分泌を止めるためには、運動不足やストレスを解消する必要があります。分泌を減らすことはできますが、完全になくすことは困難。何もせずにいると加齢により毛(性毛)が濃くなったり、頭皮が薄くなることは避けられません。

しかし、睾丸が萎縮すると男性ホルモンの分泌が減退し(男性機能が萎縮)、性毛の発達は止まります。つまり性毛の濃さについては、年齢を軸に山なりになっているイメージです。髭の濃さにコンプレックスを持っている方は、極論を言うとここまで我慢できれば解消できますが、あまり現実的ではありません。