髭の逆剃り・二回剃りってどうしてダメなの?

髭の逆剃りや二回剃りは肌を傷つけます。

毛の流れと逆に剃る逆剃りは、毛を引っ張るように剃ります。従って毛穴を刺激し、毛を抜くことと同じように毛穴周りの細胞を破壊します。毛穴周りの細胞が破壊されることで、刺激を緩和させようとメラニンが生成されます。抜いた部分の皮膚がシミになりやすくなるのです。

さらに切れ味の悪い髭剃りで逆剃りすると、切れずに毛を引っ張ります。そのまま力を加えると毛を抜いてしまうのです。二回剃りは一度剃った箇所をもう一度剃ることを言います。剃る度に毛と一緒に薄い皮膚まで削っていることになります。

刃が肌に触れなければ逆剃りも二回剃りもOK

逆剃り・二回剃りをしてはいけない一番の理由は、刃が肌に触れる回数が増えるからです。

しかし、逆剃りしても肌を傷つける心配がないものもあります。例えば刃が振動するカミソリや電気シェーバーは、肌に触れた瞬間毛だけを剃ることができるため安全です。電気シェーバーであれば、外刃がストッパーになり、内刃で髭を剃るため、逆剃りでも二回剃りでも皮膚に対して負担がかかるものではありません。

http://panasonic.jp/shaver/lamdash5/es_lv5a/

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そのため電動式カミソリや電気シェーバーのブランドの中には逆剃りを推奨しているものが最近多くなってきました。

http://www.philips.co.jp/

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また回転式の電気シェーバーは円周方向に回転する内刃がカットしていくため、無秩序な方向に生えた毛も無理なく捕え剃ります。カミソリや往復式と違い一定方向にしか剃れないものとは違います。例え二回剃りしても肌を傷つけることはありません。

逆剃りや二回剃りの注意点

髭が伸びやすい方や青髭になりやすい方のように、止むを得ず逆剃りや二回剃りを強いられることもあるでしょう。そういった方のために、それぞれの注意点を説明していきます。以下の注意点を守れば、肌を傷つけにくくできます。

長く伸びた毛に逆剃りはNG

逆剃りをするときは基本短い毛を剃るときのみにしましょう。長く伸びた毛は引っかかりやすく、剃りづらいため逆剃りに向きません。一度毛に沿って順剃りしてから逆剃りするようにして下さい。さらに毛が長過ぎる場合は、先にハサミで整えてから剃った方がいいです。

硬い毛をそのままカミソリで逆剃りしてはいけない

普通のカミソリ(刃が振動しないタイプ)を使って逆剃りするときはシェービング剤を使いましょう。毛に水分を含ませることで軟らかくなり、かつカミソリの滑りも良く摩擦を軽減させます。無理に毛を引っ張ることなく剃れるため、肌を傷つけにくいです。

カミソリで二回剃りすると肌を傷つける

髭剃りの中でもカミソリで二回剃りすることは避けましょう。

刃が直接肌に当たるカミソリで二回剃りすると、確実に肌を傷つけます。せめて二回剃りするなら、刃の当たらない電気シェーバーにしましょう。電気シェーバーは外刃と内刃に分かれており、外刃が肌に直接刃が当たらないようにガードする役割を果たしています。たとえ二回剃りしても肌のダメージを最小限に抑えられます。

一枚刃のカミソリを使って逆剃りや二回剃りはしない

カミソリや電気シェーバーでも刃が3枚以上あるものを使いましょう。刃が多いことで圧力が分散されるため、肌が傷つきにくくなります。おすすめは髭が薄い方は3枚刃、濃い方は4枚刃又は5枚刃を使いましょう。刃は少ない方が小回りが効くため扱いやすく、逆に刃が多いものは一度のストロークで一気に髭を剃れます。

逆剃りは深剃りしやすい

毛の流れに沿って剃る順剃りより逆剃りのほうが毛穴の奥まで剃れます。逆剃りは毛の流れと逆に毛を立たせるように剃るため、順剃りでは剃れない根元まで剃れてしまいます。しかし、刃で毛を引っ張っていることには違いありません。

電気シェーバーや刃が振動するカミソリは逆剃りOK

注意点を守りながらであれば、電気シェーバーや刃が振動するカミソリで逆剃りすることをおすすめします。逆剃りをして肌が傷つく理由は、刃が毛に引っかかり引っ張るように剃るからです。引っかからないように剃るのが、刃が振動する髭剃りです。

振動しない髭剃りは刃に角度がついており、自分でスライドさせて剃ることができます。なので刃を毛に当てても剃ることはできません。スライドさせて刃を毛に食い込ませることで剃れます。一方、振動する刃は刃自体が振動しているため、毛に当てるだけでも剃れてしまいます。そのため逆剃りしても毛を引っ張ることがありません。

逆剃りも二回剃りも要点を守ればOK

逆剃りや二回剃りがシェービングにおいてNGだと広く言われている理由は、基本的なことを守らず(知らず)に行ってトラブルを起こしている方が多いからです。

メーカーは逆剃りや二回剃りを特別に「NG」だとは公言しておらず、手順通りに剃ることができれば肌を傷つける心配もありません。しかし理屈ではなく、肌が弱くてなかなかシェービングがうまくいかない方も多いと思います。人より髭が濃い方や、それと相まって敏感肌である方にとってはシェービング自体が憂鬱です。そうした方は脱毛など最終手段に出るしかありませんが、それ以外の方は日々のシェービングで十分対処可能です。