回転式のフィリップスは深剃りできないので青髭男子には不向き

回転式フィリップスは青髭で悩んでいる方の深剃り対策としてはおすすめできません。「皮膚への安全性」という側面で見れば、それは高く評価できますが、時間がかかってしまう割に剃り残しが目立つ点で、往復式と比較するとイライラが募りやすいと言えます。

ただ、回転式は肌に優しいためゴリゴリと押し当ててもカミソリ負けのようにヒリヒリしません。

回転式のフィリップスって実際どうなの?

フィリップスの回転式電気シェーバーは性能が非常に高いです。特にフィリップス9000シリーズの最新式「シェーバーシリーズ9000ウェット&ドライ電気シェーバー」は3つの刃がそれぞれ動くことで肌に密着し、これまで以上の深剃りが体感できます。しかし、往復式を知ってしまっている方からすると、「え、この程度?」「剃るのに時間がかかるなぁ」とストレスと感じてしまうことも。

フィリップス9000シリーズの長所と短所

青髭男子に不向きなフィリップスですが、特徴を理解してうまく活用すれば、強い味方に早変わりです。

フィリップス9000シリーズの長所

  • 音が静か
    往復式と違い、中で刃が回転しているため振動が少なく髭剃り時の音が静かです。
  • 肌に優しい
    皮膚科医が実証済みで敏感肌でも扱いやすい構造になっています。
    フィリップス公式サイトから参照
  • 立体的に動いて肌に密着
    本体・ヘッド・刃それぞれ前後左右に動き輪郭に合わせて密着します。
  • シリーズの中でもトップの深剃り
    ダブルVトラック刃により、平らに寝た毛も逃さず少ないストロークで剃れます。前シリーズに比べて最大30%も深剃りを実現させました。

フィリップス9000シリーズの短所

  • 1回のストロークで剃りきれない
    円を描くようにシェーバーを動かして時間をかけて剃っていきます。往復式のような一度のストロークの破壊力は持っていません。「肌に優しい」代償が、「力が弱い」「時間がかかる」というデメリットにつながっています。
  • 刃の種類が少ない
    クセ毛や長い毛の処理が難しく、刃が回転しているため毛を巻き込んでちぎってしまうこともあります。「ぷちっ」と毛が抜けるような痛みを伴うこともあります。
  • 掃除が面倒
    シェーバー内の構造が精巧かつ部品1つ1つが細かいため手入れが大変です。自動洗浄機の洗剤も取り替えが億劫になってしまったり、精巧すぎるがゆえに結局何もしないまま半年~1年経過してしまうこともあります。
  • 優しく剃る分時間がかかる
    一度で剃り上げる量が少ないため、往復式に比べて髭剃りにかかる時間が長いです。往復式が1~2分だとしたら、回転式の場合短くても2~3分。かかる人は5~8分以上シェーバーを肌に当てていることになります。

最大のデメリットは「時間」です。肌に優しいことがメリットであっても、刃物を肌に当てている時間が長くなれば、それは皮膚に負担をかけ、かつ乾燥なども招いてしまいます。私もこの回転式は1年ほどで使うのを辞めてしまい、往復式に戻った経緯があります(今は脱毛してしまったのでどちらも使っていませんが)。

やはり積み重なる時間が、忙しい朝などにストレスの原因だったのではないかと思います。

フィリップス9000シリーズはこんな人に向いている

長所・短所を踏まえたうえでどんな人が向いているか?について紹介していきます。

  • 朝にゆっくり剃る時間をとれる方
    時間がかかるため、急いで剃る方には向いていません。
  • 敏感肌だけど髭が濃い方
    フィリップスは他のシェーバーに比べて肌に優しいです。敏感肌の方でも使いやすい印象を受けました。
  • 手入れに時間をかけられる方
    とてもつくりが精巧で部品1つ1つが細かいため、手入れが面倒です。
  • 回転式の中で最も深剃りできるものを求める方
    9000シリーズは回転式の中でもトップの深剃りができます。

敏感肌の青髭男子は回転式のフィリップスがおすすめ

回転式のフィリップスの良さは「肌に優しい」ということ。そのため敏感肌の方は使いやすく、髭の濃い方でも時間がかけられれば綺麗に仕上げることが可能です。

しかし、シェービングは毎日行う作業になるため、最初はよくてもだんだんと面倒に感じたり、ストレスが蓄積されていきます(体験談)。大手のPanasonic・ブラウンと含めた3社のうち、2社が往復式をメインとしている理由も、結局往復式が一番使い勝手がよく、求められているからなのでしょう。

感じ方は人それぞれですし、私は往復式に戻りましたが、昔はそれなりに楽しんで回転式のフィリップスを使っていました。ずっと回転式を使っている同僚もいますし、往復式が「肌に悪い」というわけでもないと思います。