結論から言うと、髭の濃さが遺伝する可能性は極めて高いです。
男性ホルモン(特に「性毛」に関するトラブル)は遺伝性が強力で、ハゲやワキガ、体臭などに影響します。髭も男性ホルモンの濃さが影響する「性毛」なので父親の髭が濃いと子の髭も濃いというのはしばしば起こります。しかし母親と父親の両方の遺伝子を受け継ぐため、100%遺伝の可能性があるものではありません。
本当に遺伝性?自分自身で髭を濃くしている可能性もある

遺伝の可能性以前に、もしかしたら自分自身で髭を濃くしている可能性も考えられます。青髭の原因は先ほどから解説しているように男性ホルモンの影響です。遺伝性以外に男性ホルモンは日々の生活から増えることもあります。例えば以下のことが考えられます。
- 睡眠不足
睡眠不足で体内のホルモンバランスが崩れることにより、男性ホルモンが過剰に分泌されます。 - ストレス
精神的ストレスや肉体的ストレスを感じると男性ホルモンが多く分泌されます。疲労やストレスを緩和させようと男性ホルモンが過剰に分泌されます。 - 過剰な筋力トレーニング
男性が男性らしい体を求めることで男性ホルモンは多く分泌されます。これは女性でも同じことで筋肉を発達させるために、男性ホルモンが必要となります。 - たんぱく質が中心の食生活
たんぱく質が多い食事は男性ホルモンの分泌を促します。筋肉を付けるためにもたんぱく質が必要な理由も頷けます。
精神面からも男性ホルモンが増加する
男性ホルモンは男性らしい性格でいるだけでも分泌が過剰になります。
- 冒険心がある
- 達成感のある生活を送っている
- 仲間意識が強い
- 闘争心がある
- 自己中な願望がある
- 正義感
など、精神面の影響で男性ホルモンは分泌されます。もともと体内の男性ホルモンが多い方の特徴でもあります。
「青髭」は親から確実に遺伝するものではありません。そのため、遺伝していなくても自分自身で男性ホルモンの分泌を多くして髭を濃くしている可能性も考えられます。薄くしたいのであれば男性ホルモンを増やす行動を控えることが重要でしょう。