日焼けしていると髭の脱毛ができない理由

光脱毛やレーザー脱毛の仕組みは、メラニンや“黒いもの”に反応する光を使用し、毛乳頭・毛母細胞を破壊します。少し脱線しますが、「目の付近が脱毛できない」という本当の理由は、日本人の目が黒いからという単純な理由であり、青い目を持つ欧米・欧州の方々は目の付近でも脱毛可能です。

日焼けをすると脱毛ができなくなる、というのも自然な日焼けであれば全く問題ありません。要は意図的な日焼け(日焼けサロンなどを利用する日焼け)であると、光を当てても毛やメラニンを認識できず、皮膚そのものをメラニンと認識してしまい、出力の弱い光であっても脱毛が危険を及ぼす可能性があるのです。

意図的な日焼けでなければ問題ない

光(フラッシュ)を用いた脱毛は全て「色」を認識しながら毛乳頭に向かって効果を及ぼします。光脱毛やレーザー脱毛はニードル脱毛と異なり、「毛を剃ってきて下さい」と指示されます。毛がある状態で施術してしまうと、皮膚表面に生えている毛までも認識してしまい効果が半減するからです。従って、毛の密集している部位に光を当てたときと、数本しか生えていない薄い部位に、同様の出力の光を照射しても痛みに差があるはずです。

実際に私も髭の脱毛を経験しましたが、痛みが少ないと言われる「光脱毛」であっても、毛が密集した鼻下の部分と、毛が薄いもみあげに近い際(きわ)の部分では、痛みに大きな差がありました。つまり、鼻下の方がピリッと焼けるような痛みを伴い辛かったのを思い出します。

ですから、意図的に黒々と日焼けさせた皮膚に向かって光を照射すれば、毛の密集度やほくろ・シミなどの有無に関わらず、毛が生えていない皮膚全面が同様の痛みを伴ってしまう危険性があるのです。

とは言っても、今の脱毛マシンの効果がとても優れているため、多少の(自然な)日焼けであれば問題なくみんなと同じペースで脱毛することができます。しかしその具体的な制限や、どれくらまでなら焼いていいということを明言することができないため、「日焼けはNG」とされているのです。

私が施術を受けた光脱毛サロンでは、「日焼けサロンで焼かないでください。意図的に肌を露出してレジャーを楽しまないでください。」とだけ指摘されました。日常生活で意識的にUVケアをしろということはありませんが、夏場についてのみ日差しに気を使い、場合によっては日焼け止めなどを活用していくのが良いでしょう。

脱毛効果が半減してしまう可能性もある

日焼け状態で無理に脱毛をしようとすると、エステサロンやクリニックとしても、皮膚への刺激を抑えるために出力を下げざるを得ない状況になります。そのため、脱毛の効果も実感しづらくなり、家庭用脱毛器などと変わらない、そもそもの目的から外れてしまうということにもなり兼ねません。

確かに家庭用脱毛器を使って自己判断で火傷や皮膚の炎症などを起こすよりよっぽど安全かもしれませんが、時間もお金もかかり、コストパフォーマンスは悪いと言えます。脱毛治療そのものを拒否される可能性もあります。

日焼けした状態で脱毛する方法

黒々と日焼けしている状態においても、脱毛が全くできないわけではありません。しかし、通常の光脱毛・レーザー脱毛の数倍お金がかかりますので覚悟してください。

メディオスター脱毛

メディオスターという最新の医療脱毛機器を使用した脱毛です。エステでは導入できない医療機器であるため、施術はクリニックのみ。導入されたばかりなので金額も光脱毛やレーザー脱毛の2~3倍近くかかります。正直のところ費用面や実績面、口コミの数などにおいてもまだ「やり時」ではありませんが、お金をかけさえすればここまでできるというのは知っておいて損はないでしょう。

詳しくは以下の記事にまとめていますので参考にしてください。

メディオスターの効果を徹底解説!日焼けしていても髭脱毛が可能

2016.12.10

ニードル脱毛

ニードル脱毛は、毛穴に専用のニードルを挿入し電気を流して毛乳頭を破壊する脱毛方法です。従って、皮膚表面の日焼けの状態については施術に一切影響しません。しかし、施術後は血流が活発になり、赤く腫れ上がったりする危険性があるため、日焼けや飲酒、過度な運動が禁止されています。これはどの脱毛方法であっても同じ。

また金額そのものも高額で時間がかかります。光脱毛やレーザー脱毛の10~20倍の料金がかかり、時間は毎施術30分~1時間程度まで及び、かつ激痛です。

どこでも脱毛できる、自由にデザインできる、肌の状態に左右されない、というメリットの代償が料金や時間であるため、こだわりや緊急性がある部位以外の脱毛には向きません。

肌が荒れていたりアトピーの症状が重いケースも脱毛できない

光を用いる脱毛の最大のデメリットは、皮膚状態によって脱毛できないケースが多いこと。光を肌に照射するということは、たとえ家庭用脱毛器であっても影響を受けます。

肌荒れやニキビ、敏感肌、アトピーの症状が重い場合は、まずそちらの治療に専念しましょう。昔から肌が弱く、また治る見込みが無いという場合はニードル脱毛であれば希望はあります。値段はかかるものの、「脱毛できない」ということはありません。

アトピーや敏感肌の男性は脱毛すべき!その理由とおすすめの方法

2017.06.13